貴方と解ける雪女

春を俟ち あなたと解ける 雪女 只々地は 日に照らされり

2021-01-01から1年間の記事一覧

負け犬の歌

社会にデコピンされた俺は街角のレンガ造りに蹴り返してやる。 痛かった。泣き寝入りするしかなかった。 人間のフリをしておどけると人間がいっぱい集まってくる。 後悔した。嘘をつき続けるしかなかった。

雑感~1番の軽薄さ~

スターウォーズ4、5を観る。こないだローグワンを観たので観ないわけにはいかなかった。やはり4が1番面白いか。正直に言うと3が1番観やすくて琴線に触れるのだが4を等閑にするわけにもいかぬし、4は冒険を1番感じるというか。それは普遍的な物語を扱っている…

どうする家康

再来年の大河徳川家康を主人公にした『どうする家康』脚本リーガルハイの人主演松本潤ヒロイン有村架純ネットではナラタージュの恋が成就すると話題。 織田信長は岡田准一。ジャニーズの先輩後輩で二歳差、信長と家康では10歳離れているので7つ離れたキムタ…

後世畏るべし

先生という熟語は先に生まれた人という認識をそれをつかった主体が客体に対して使うことで本来の敬意が付されるものである。小学生時代、教師に対して反抗的な態度をとっていた事があった。結果的に手痛い仕打ちを受けて、反抗というのは良くないことなのだ…

ANAMAN

江戸川乱歩の『鏡地獄』をご存知だろうか?鏡の魅力に取り憑かれた青年が、内部が一面鏡の球体に入って気が狂ってしまうという物語だ。馬鹿げた話だがそれを試した者は誰もいない。現実にそんな場所に入ると人はどうなってしまうのか? 今から語るこの物語も…

行きずり

伊坂幸太郎を読んだ。『ホワイトラビット』。 こういう群像劇は無条件に愛してしまうのだ。砕けた文体も心地よい会話のテンポも『レミゼラブル』の引用も素晴らしい。読んでみたくなった。時間軸をいじりまくるこの構成も月並みな表現だが小説だからできると…

久しぶりに日記を再開

良いものが書けたと思うたびに、あーそういえば俺って落ちこぼれなんだった!と思ってがっかりする。でもせめて自分だけは自分を褒めてあげようと、ね。 久しぶりに日記を再開した。タイトルの伏線回収! 伊藤計劃先生のブログを読んで一念発起したのである…

現代J-POP文学

最近、「夜に駆ける」生活を繰り返している。「ヨルシカ」起きてない。もう「ずっと真夜中でいいのに。」青天「白日」が嫌いなのだ。でも友人には「YOASOBI」はやめろと言われる。 *最初は辻褄合うがそのうち無理やりいれこむことで崩壊してく。すでにこの…

ち○毛とま○毛についての集成

電車に揺られ車窓から雪の積もった町をみていてふと思った。……なぜち◯毛はち◯毛なのだろう。待って! それが目に浮かぶなら一緒に考えて欲しい。ち◯この上下はどっちなんだろう?硬くなった時のち◯こを人は勃起と言う。起きた状態ということはだ、正しいち◯こ…

首斬りの美学

刑罰の歴史は人類の歴史に比例して発展してきた。人類が発展途上に至った訳は即ち刑罰の衰退にある。首斬り浅右衛門が途絶えた旧刑法の制定によって、文明国に成り下がろうとした我が国も同様の結果をさあ、御覧じろ。 フランス革命のギロチンに斃れたマリー…